平屋住宅の長所と短所

戸建て住宅は、2階建てが一般的です。ですが、新築するさいには「平屋住宅にする」という方法もあります。平屋住宅は、読んで字のごとく2階以上がない真っ平らな住宅です。長所としては、階段がなく、昇り降りがしんどく感じるシニア層にとって住みやすいことでしょう。ユニバーサルデザインの基本です。また、そのぶん建築コストも低く抑えられます。短所は、居住人数が多いと狭くなり、広い土地が必要になってしまうことです。概ね2~3人くらいで暮らすのに向いているでしょう。また、新築だけではなく、子どもの独立や結婚などで居住人数が少なくなったときに、2階以上を撤去して「減築」というかたちで平屋住宅に改造する方法もあります。平屋への減築も、一つの方法です。平屋にするか多層建てにするかは、場所や環境、居住人数、将来設計などで決めましょう。また、2階建てにするときは、将来を見越し減築して平屋に変えられるものを考えても良いかも知れません。

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