三重県の土地探しと気候風土

三重県内で注文住宅を新築しようとする場合には、土地についても気を使って探したほうがよいでしょう。三重県とはいっても、県土は特に南北方向に広がっており、愛知県に近い側の北端と、和歌山県に近い側の南端とでは、かなり気候や風土が異なっているということを考えておかなければなりません。
三重県の北側のほうは、いわゆる中京工業地帯の一角にあたりますので、工場や高速道路、港湾などといった、産業系のインフラが集積しており、それだけに、働く場所には事欠かないというメリットがあります。この地域に通勤を現にしているか、今後通勤する見込みという場合には、やはり三重県内でも北部にある分譲地の土地を探すというのが。もっとも手っ取り早い方法であるといえます。ただし、エリアによっては工場やそこに出入りをするダンプカーなどの騒音がひどかったり、交通量が多すぎて危険であったりすることなどもありますので、気をつけなければならないところといえます。もっとも、気候としては年間を通じて温暖であり、海沿いは台風などに注意していれば、比較的住みやすいということはいえるでしょう。
三重県の南部については、あまり一般住宅の開発は進んでおらず、伊勢神宮などの歴史を感じさせるエリアであるため、どちらかといえばリゾート系での土地利用が多いということができます。そこで、同じ注文住宅の新築であっても、たとえば週末に利用するだけのセカンドハウスや、季節的に滞在をする別荘が目的ということであれば、南部の分譲地のほうが適している場合もあります。
そのほかにも、三重県内では西側にあたる部分、特に鈴鹿山脈沿いの高地なども、リゾート向けの開発分譲地が多くみられますので、このエリアも別荘であれば土地を買い求めてもよいといえます。ただし、南部とは違って、鈴鹿山脈の近くでは冬場の降雪がみられますので、寒さ対策はしっかりとしておく必要があるといえます。また、分譲地へのアクセス道路は急な坂道であることが多く、冬場は凍結して進入がむずかしくなる可能性などについても、あらかじめ検討しておかなければならないでしょう。
西側とはいっても、上野盆地などの比較的平地にめぐまれたエリアについては、一般の住宅の新築にも適した分譲地がすでに開発されており、ちょっとした街並みとなっています。このあたりについては、奈良県方面へのアクセス性もよいため、県内よりも近畿圏への通勤につごうがよい場合があります。