いい家の条件「不動産」

注文住宅で家を新築する場合にはいい家とはどういうものかを考えることがあります。しかし、これは限られた予算や手に入れる土地、家族の人数、周辺の環境などによって制約を受ける場合もあり状況によっても相当変わって来るものです。
最小限必要な条件は建築基準法によってある程度規定されています。例えば南向きで窓等によって採光が十分とれるとか、通風が良くて湿気が留まらないとかの健康面に配慮されることがあげられます。
又、土地においては全面道路幅は4メートル以上あることが要求され、もし狭ければ道路中心線から両側へ2メートルまでは道路と見做されるということが決められていて、そうでなければ支障が出るからです。
耐震性も過去に起きた大きな地震を分析して、必要に応じてより強い地震強度が求められることがあり、1981年などを境に新しい基準に改正されて来ています。
耐久性については耐用年数の形で木造よりもRC造のほうが長持ちできるとされています。
家については土地も関係して来ます。土地については矩形が望ましく平坦で段差もなくて南に庭や駐車スペースがとれると良いとされます。
間取りについては機能的で、各部屋とのつながりが良くてかつ最短距離で移動できることも大切とされています。
年齢を重ねてから転倒すると骨折する場合もありますので、その点はユニバーサルデザインであることも求められます。
電気代の値上がりなどから省エネ生活は必須のものとなり、なるべく自然エネルギーの利用が求められます。三重県で新築を建てる場合、断熱・気密性・遮音・防音性が重視され、サッシもアルミサッシから樹脂サッシ、複層ガラスや二重サッシであることも求められます。
屋根構造はなるべく単純化すること、あるいは谷を作らないようにすることで雨漏りは起こり難くなるとされています。
書斎や光庭、2階から出入りできる鉢植えが置けるベランダなど家族の嗜好やアイデアも取り入れてそれを叶えることも大切です。そして家族や子どもがいきいきと生活できることが大切であり、庭も含めて防犯性にも配慮され安全や安心な家であることが重要です。

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